World in Peace endorsed the NGO joint statement “Ceasefire, Now.”

ワールド・イン・ピースは、日本のNGO6団体がガザでの人道危機に対して発出した共同声明「停戦を、今すぐに。」に賛同し、正式に賛同団体としてリストに掲載されています。この声明は、ガザで1年以上続く危機に対し、即時かつ恒久的な停戦を強く訴えるものです。声明は、現地の市民が直面している厳しい状況に焦点を当て、国際社会、各国政府、そして市民に対し行動を呼びかけています。

ガザの現状と声明の背景

2024年9月30日現在、少なくとも41,615人が命を奪われ、96,359人が負傷し、さらに1万人以上が行方不明となっています。被害者数は増加の一途をたどっており、「関連死を含めると、ガザの人口の約8%にあたる18万6千人が死亡している」とも報告されています(国際人道支援団体の報告より)。ガザの人々は、爆撃や銃撃による恐怖の中で、家族や住まい、財産、そして人間としての尊厳さえも奪われ、過酷な生活を余儀なくされています。

2024年7月には、国際司法裁判所(ICJ)が「イスラエルのパレスチナ占領政策は国際法に違反している」と勧告し、ジェノサイド防止のための暫定命令も出されていますが、現状は依然として改善されていません。このまま国際社会が沈黙を続ければ、さらなる犠牲が出る恐れがあります。

声明文発出の意義と賛同団体の募集

ワールド・イン・ピースは、他の賛同団体(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター、特定非営利活動法人パルシック、特定非営利活動法人パレスチナ子どものキャンペーン、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン、ピースボート)とともに、この悲惨な状況を打開するための停戦を強く訴え、国際社会に向けて連帯の声を上げています。

キャンドルアクションと報告会のご案内

さらに、10月5日には東京・増上寺にて、今回の声明文の読み上げと共に、犠牲者を追悼し停戦への願いを込めたキャンドルアクションが実施されます。このイベントでは、ガザの現地で活動するNGOスタッフから直接報告があり、状況をより深く理解する機会となるでしょう。どなたでもご参加いただけますので、ぜひご参加ください。

詳しくはこちらから:JVC日本国際ボランティアセンター「NGOによる共同声明 「停戦を、今すぐに。」 を発出しました」